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Stripe・AdSense・楽天アフィリエイトの帳簿付け比較 — 会計ソフト別の使いやすさ

公開日: 2026年4月13日

個人開発・副業をしていると、収入源が複数に分散します。Stripeのアプリ売上、AdSenseの広告収益、楽天やA8.netのアフィリエイト報酬——それぞれ入金タイミングも通貨も異なり、会計ソフトによって対応のしやすさが大きく変わります。


副業開発者の3大収入源

Stripe(アプリ売上・サービス課金)

Stripeは個人開発者がアプリの決済を受け付けるのに最も多く使われる決済サービスです。帳簿付けで注意が必要なのは以下の点です。

  • 外貨建て取引: USD建ての売上は入金時に円換算が必要(為替差損益が発生することも)
  • 手数料の控除: Stripeは売上からカード手数料を差し引いた金額が銀行に振り込まれる。売上と手数料を別々に仕訳する必要がある
  • 入金サイクル: 売上から2〜3営業日後に銀行振込(設定による)

仕訳例(freee・MF共通):

普通預金 8,530円 / 売上高 9,000円
支払手数料 470円 /

Google AdSense(広告収益)

AdSenseはWebサイト・ブログに広告を掲載して得る収入です。

  • 支払い条件: 残高が$100(または¥8,000相当)を超えた月の翌月に振込
  • 支払い通貨: 日本の銀行口座に日本円で振込(Google側で換算)
  • 源泉徴収: 日本居住者の場合、原則として源泉徴収なし(米国の源泉徴収税率は租税条約で0%)
  • 勘定科目: 広告収入 → 「売上高」または「雑収入」(事業所得か雑所得かによる)

楽天アフィリエイト・A8.net(アフィリエイト報酬)

アフィリエイト報酬は月次で楽天キャッシュ・銀行振込・ポイントなど複数の形式で支払われます。

  • 楽天アフィリエイト: 報酬は楽天キャッシュで付与。現金化したタイミングで収入として計上するか、付与時点で計上するかは処理方針による
  • A8.net: 翌月末に銀行振込。金額確定後の振込日が収入計上日として一般的
  • Amazonアソシエイト: 米ドル建て or 日本円(プログラムによる)

会計ソフト別の対応状況

スターター

月払い: ¥1,480/月 年払い: ¥980/月
  • 確定申告書作成
  • 取引データ取込
  • 請求書作成

スタンダード

月払い: ¥2,680/月 年払い: ¥1,980/月
  • スターター全機能
  • レシート撮影
  • 経営レポート
通貨: JPY (税込)

パーソナルミニ

月払い: ¥1,078/月 年払い: ¥800/月
  • 確定申告書作成
  • 取引データ取込

パーソナル

月払い: ¥1,408/月 年払い: ¥980/月
  • パーソナルミニ全機能
  • 請求書
  • 経費
通貨: JPY (税込)

セルフプラン

月払い: 無料 年払い: 無料
  • 確定申告書作成
  • 取引入力
  • 仕訳

初年度無料、2年目以降 年9,680円

通貨: JPY (税込)

データ更新日: 2026-04-13

freee:Stripe連携が最も充実

freeeはStripeとの公式API連携を持っており、以下が自動で処理されます。

  • 売上・返金・手数料の自動取込
  • USD→JPY換算(入金日のTTMレートを自動適用)
  • 取引ごとの勘定科目候補の提示

AdSenseの収入は、Googleが日本円に換算して銀行口座に振り込むため、銀行口座連携で自動取込できます。楽天アフィリエイトも楽天銀行や他の指定口座への振込を連携すれば同様に対応可能です。

freeeでの具体的な操作:

  1. Stripe連携: 設定 → 口座・サービス連携 → Stripeを追加
  2. AdSense入金: 銀行口座連携で自動取込後、勘定科目を「売上高」に設定して学習させる
  3. アフィリエイト報酬: 振込口座の連携後、同様に科目を設定

マネーフォワード:銀行連携数が豊富

マネーフォワードはStripeとの直接連携はありませんが、銀行口座・クレジットカードの連携数が国内最多クラスのため、以下のように対応できます。

  • Stripe入金 → 銀行口座連携で自動取込(手数料は別途手動仕訳)
  • AdSense入金 → 銀行口座連携で自動取込
  • 楽天アフィリエイト → 楽天銀行連携で自動取込(楽天銀行との連携が安定)

手数料の仕訳は手動になりますが、同じ取引パターンを学習する機能があり、月を重ねるごとに入力が省力化されます。

やよい:CSV取込・手動入力で対応

やよいは他の2サービスと比べると自動連携の範囲が狭いですが、CSVインポート機能で一括取込が可能です。

  • Stripe: StripeのダッシュボードからCSVをエクスポートし、やよいにインポート
  • AdSense: 収益レポートのCSVをダウンロードしてインポート
  • 楽天アフィリエイト: 成果レポートのCSVをダウンロードしてインポート

月に1回まとめてCSVを取り込む運用であれば、手間は限定的です。初年度無料のコスト面と引き換えに、この手作業を受け入れられるかどうかが判断ポイントになります。


勘定科目の一覧

収入源勘定科目(例)備考
Stripeアプリ売上売上高事業所得の場合
Stripe手数料支払手数料売上からの控除分
AdSense売上高 / 雑収入事業規模による
楽天アフィリエイト売上高 / 雑収入事業規模による
A8.net売上高 / 雑収入同上
AWS/Cloudflare通信費 / サーバー利用料経費として計上
OpenAI API支払手数料 / 外注費経費として計上

選び方のまとめ

  • Stripeがメイン収入でできるだけ自動化したい → freee一択
  • 複数の銀行口座に収入が分散している → マネーフォワード
  • 副業1年目でコストを抑えたい、手動でも許容できる → やよい(初年度無料)

どのソフトを使う場合も、毎月末に入出金を確認してズレがないか照合する習慣をつけることが、年末の確定申告作業を楽にする最大のコツです。

免責事項: 本記事は一般的な情報提供を目的としています。外貨換算・勘定科目の取り扱いなど、具体的な税務処理については税理士にご相談ください。

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